YouTubeは見るものではなく利用するもの 中小企業の強い味方になる

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ネット利用者の82%が視聴する

   ユーチューブは米国でインターネットを使った決済サービス会社従業員らのアイデアにより生まれ、2005年にベータ版を公開。同年11月にベンチャーキャピタルの出資を受け公式サービスが始まった。その直後に、人気テレビ番組がアップロードされ、このことがブログなどで紹介されて人気が急上昇。その翌年には、投稿動画をブログなどにはりつけられるAPIが公開され利用が広まった。同じ年に米映画制作会社と提携して予告編を配信して好評を博しプロモーション的利用価値が見出されたという。

   人気が高まりトラフィックが増え、その一方で収益のことはあまり考えられておらず、回線コストの負担が重くなったことなどから2006年10月にはグーグルが買収することで同意した。

   グーグル傘下でのユーチューブの成長は、それ以前にも増して目覚ましく、2019年の統計では、毎月19億人が利用し、1日あたりの総動画視聴時間は約10億時間にのぼる。日本では、18~64歳のネット利用者の82%が視聴しているという。

   成長の一方、収益性と社会性を重視するグーグルの一部となってからは、とくに動画投稿については細かいルールを設定する一方、投稿者がそれぞれのビジネスに生かせるように配慮する仕組みを設定。グーグルの他のサービスとの連動で、ユーチューブを主戦場にしたビジネスも可能だ。いわゆる「ユーチューバー」がその典型。

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