うまく書くのではなく「ウリ」を書く
弓削さんは、言葉は有意義でなければ意味がないと言います。ビジネスシーンにおいて、「相手に話を聞いてもらいたい」とか「自分の意見や企画を通したい」と思ったら、的確な言葉を適切な長さで伝える必要があります。
これは、「言葉で人を動かす力」を身につけることを意味します。
とはいえ、
「言葉で人を動かすなんて無理」
「コピーライターみたいな言葉のプロではないので、スキルがない」
「人見知りするタイプなので、大勢の前で話すのは苦手」
などと、尻込みをされる方が少なくありません。
本書では、全国の中小企業の経営支援のためにキャッチコピーやネーミングのスキルやノウハウを指導してきた弓削さんが、「短い言葉で聞く人にインパクトを与え、動かす」ための方法を伝授しています。
言葉選びの基礎から、プロのテクニックまで学ぶことができます。
うまく書くのではなく「ウリ」を書くスキル。もし、あなたがこのテクニックを自由に使えるようになったとしたら、ビジネスパーソンとして大きな武器を手にすることになるでしょう。(尾藤克之)