ネムのブロックチェーン技術、株主総会で議決権投票を実現
たとえば、投票の実証実験です。
日本のアステリアというソフトウェアやサービスを開発・販売しているIT企業は、ネムの技術を用いたブロックチェーンを使い、株主総会での議決権投票において2017年から実証実験を行っていました。
そして、2019年には上場企業で、世界で初めて本番環境でのブロックチェーン投票システムを実現しています。
これにより、以下のような多くのメリットがあるといいます。
・ 容易でリアルタイムの集計作業
・ 特別なアプリを必要とせず、パソコンやスマートフォンでの投票が可能
・ 24時間投票が可能
選挙などの投票には、はがきの発送、投票所への訪問、膨大な集計作業、投票を運営するボランティアなど、多くのヒト・モノ・カネが必要となります。
ネムのブロックチェーンを活用すれば、これらのことが解決できる可能性があるのです。電子化が進む現代において、いまだに電子化されていない投票システムですが、ブロックチェーンにより着実に進んでいるといえます。(ひろぴー)