2020年を突き進もう! 「パラダイムシフト」の年を3つの「力」で鍛える (大関暁夫)

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インプットを増やしてスピーディーにアウトプットする

   3つ目は、「行動力」です。これは「想像力」を持って考えるだけでなく、結論が出たらすぐに行動に移すということ。何事も考えているだけ、検討しているだけでは前に進みません。

   特に変化の早い今の時代、行動に移さないうちに環境は変化をしてしまっては、せっかく検討したことが、まったく有効に働かないということもあり得るのです。決めたこと、決まったことは一日でも先延ばしすることなく、すぐに実行に移す「行動力」が求められるのです。

   この3つの「力」、「見聞力」「想像力」「行動力」を鍛えるということは、すなわち激動の時代であるがゆえに、今まで以上にインプットを増やし、そのインプットされた情報を有効に活用して来るべき近未来を想定して、時代の流れに遅れをとらないようにスピーディーなアウトプットを繰り返していく、というサイクルを回すことでもあります。

   2020年、ビジネスキーワードは、「キャッシュレス」「SDGs」「5G」。ビジネスパーソンが鍛えるべき「力」は、「見聞力」「想像力」「行動力」。新しい1年を突き進むヒントにしていただければ幸いです。(大関暁夫)

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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