メガネ型から試行錯誤の末、ペンダント型に
―― 開発で苦労したところはどこでしょうか。
金子社長「ダイナグラスの形状は、何度か試行錯誤し、現在の首から下げるペンダント型に落ち着きました。最初は、専用メガネを一から作ろうと思いましたが、コストがかかりすぎるという点で断念しました。次に、市販のスマートグラスを応用することを考えましたが、メガネが重く負担になってしまう点や、顔周りが目立ってしまうことを嫌がる方も多かったので今の形になりました。ペンダントの金具部分は、鯖江のメガネのフレームを作る技術を利用しており、この形は意匠デザインの特許を取得しています」