【日韓経済戦争】観光客が戻ってくる!? 韓国最大の日本旅行サイトが「不買運動終結」を宣言 その理由は?

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日本への旅行で韓国人なら必ず使う「ホンネ」情報サイト

   そんななか、うれしいニュースが飛び込んできた。韓国最大の日本旅行サイトが「ボイコット・ジャパン」運動に賛同して中断していたサイトを再開するというのだ。

   朝鮮日報(2019年12月24日月)「徐々に復活する日本旅行......韓国内最大の日本旅行コミュニティーが運営再開」が、こう伝える。

「日本の輸出規制に伴う日本旅行拒否運動に賛同し、一時運営を中断していたオンライン上のコミュニティーサイト『ネイバー日本旅行同好会』(別名:ネイルドン)が12月26日0時から運営を再開すると24日明らかにした」

   ネイバー日本旅行同好会は、韓国内最大の日本旅行コミュニティーで、133万人もの会員を抱えている。同好会は2003年に開設され、日本旅行に関するさまざまな情報が共有されてきた。韓国人なら日本旅行の際に必ず活用するといわれる情報サイトだ。地域別に東京(関東)、大阪(関西)、九州、沖縄、中部、中国、四国、東北、北海道のカテゴリーがあり、それぞれに「旅行記」「宿泊記」「グルメ記」の3つのコーナーがある。

   「宿泊記」では、値段やアクセスなどの情報はもちろん、予約したサイト、選んだ理由、周辺のスポット紹介、部屋の様子などが詳しく書かれている。「グルメ記」にもおススメレストランや人気のスイーツの情報がたくさん投稿されるが、味の感想や待ち時間なども詳しく書かれ、店選びに便利だ。

   そして何より、「あの宿はボッタクリ」「サービスが悪い」「穴場的に美味しい」などとホンネのクチコミが添えられているのが特徴だ。また、気になる情報は質問もできる。

   これほど日本への旅行客に重宝されてきた同好会が、なぜ閉鎖されていたのか。朝鮮日報がこう続ける。

「今年7月に日本不買運動が本格化すると、『日本旅行を中止した』という投稿が相次いだ。これを受けて運営者は7月17日、『日本旅行カフェ(同好会)のマネージャーである私が日本旅行不買運動を支持することは、対外的に象徴的意味を持つと思う』として運営中断を宣言した」

   確かに、日本旅行に大きく貢献してきた同好会が、日本旅行不買運動の先頭に立って支持を表明したことは、ボイコット・ジャパンに大きな影響を与えたといえる。それだけに今回、再びサイトを開いたことについて、運営者はこう語っている。

「今後、ネイバー日本旅行同好会は、旅行カフェとして本来の形に戻ります。カフェメニュー、等級、掲示板の名称なども一部改変します。日本旅行のテーマでなくとも、以前と同様に日常生活など他愛のない話をシェアする時間を過ごせればと思います」

   さらに充実したサイトを目指すというのだ。もうボイコット・ジャパンはやめて、楽しい旅行をしようと呼びかけたのだった。

(福田和郎)

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