あなたは何ができますか?
「あなたは何ものなのでしょう?」
これは、よく日本人の管理職をたとえるジョークとして使われますが、
「あなたは何ができますか?」と聞くと......
「私は部長ができます」
という答えが返ってくるそうです。
ウソのように思いますが、本当の話です。
ここで、一度考えてみてください。あなたは何ができますか? 得意なことは何ですか?
特に新卒から、ずっと一つの会社で勤め上げて来られた方は、転職活動をしていないので、自分のキャリアを見つめ直す時間をもつことがありませんでした。つまり、「キャリアの棚卸」をしたことがないわけです。それはある意味、一つの村の中で生きてきたようなものなのです。
かく言うわたしも、不動産業界から外に出た時は、まったく世界が変わりました。
そこで自分が何者なのか、理解する一つに「ポータブルスキル」を知る方法があります。
厚生労働省のホームページにもありますが、業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力のことを「ポータブルスキル」と言います。
キャリアの棚卸しは時間がかかるので、誰かのサポートを受けることもアリですね。