日経新聞「米国では年収1400万円は低所得」が大炎上 日本は貧乏になっているのか? それでも幸せか?

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「日本はスゴイ!というテレビ番組、もうやめようよ」

   インターネット上では、この記事について「#年収1400万円は低所得」のスレッドが立ち、賛否両論が激しく戦わされている。

   まず、日本経済新聞の言うとおり「日本の凋落を直視すべきだ」という意見から――。

「『日本スゴイ!』でこの50年間きていたけど、1995年ぐらいでやめるべき話だった。バブル崩壊から就職氷河期がきて、値上げをすると企業にクレームが殺到する。安物には大行列ができる惨めな光景に、アジア諸国からも『日本は大丈夫か?』と心配されていたのに、日本はスゴイ!というテレビ番組ばかり。『cool japan』『和風総本家』『世界 ニッポンいきたい人応援団』『世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ視察団』...。あ~あ恥ずかしい」
「記事の言うとおりだ。東証一部上場企業に就職したアジア系学生から『日本人は競争力が低いから楽勝だった』と聞いたことがあるな」
「シンガポールと香港の一人当たりGDP(国民総生産)は、2000年代の初めには日本の6割程度だったが、現在、シンガポールは日本の1.5倍、香港は日本の1.2倍。韓国と台湾にも抜かれると言われている、絶賛衰退中の日本ってスゴイ!」
「メンドクセーな、もう後進国でいいってば。後進国のほうが得じゃん。国際機関への拠出も減らして、韓国が返上したWTO(世界貿易機関)の後進国優遇を日本に認めてもらおう!」
「まったく当然のことだ。この30年間賃上げもせず、物価も上がらず、インフレがまったくないのだから所得も物価も凍結されたままだ。その原因は労働組合が機能不全に陥って、賃上げ努力をしなくなったこと。経営者はこれ幸いと内部留保をため込み、商品の値上げをせずにやってきた。経営者は絶対冒険などしない。技術開発も商品開発もいらない。少し売れれば儲かるから。外国から見ればこんなおめでたい国はない。何しろ日本に来れば物価は安いし、いくらでも買える。こんな状況から脱するには賃上げしかないのだが、火中の栗を拾う労働組合幹部がいないから経営者の天国が続く」
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