ボーナス資金の一部で株式投資 7万円から買える「東レ」に注目(石井治彦)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

今年の安値、680円~720円あたりが買いか?

   東レの株価を10年の長期チャートでみると、高値は2017年11月の1208円、安値は2010年7月の420円。2019年をみると、10月16日に848円50銭の年初来高値をつけた後、下落に転じ、11月29日には、終値724円まで下落。以後、再度上昇に転じ、770円で頭打ちの状態に見える。

   こうしたことから、長期的には、買い値としては2019年の年初来安値の1株当たり680円~720円あたりを考えている。しかし、短期的に見ると730円~740円での「買い」からのスタートでもいいのかもしれないと考えている。

   というのも、最近の東レ株の状況を見ていると、他社株が一斉に下げても、上昇していることが多くみられ、なかなか下げない状況が続いているからだ。

   不透明感の漂うなか、世界的に価格競争力を有する商品を数多く抱える東レは、購入を検討する価値アリと考えている。(石井治彦)

2019年12月18日現在 保有株なし
年初来高値 2019/10/16 848円50銭
年初来安値 2019/ 8/ 6 680円80銭
直近 終値 2019/12/18 755円30銭

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
姉妹サイト