【日韓経済戦争】日本料理をほめて「売国奴!」と罵倒された韓国人歌手 「それでも日韓の懸け橋になる」と訴えた勇気に称賛の嵐

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   韓流ドラマ「シークレットガーデン」の挿入歌など、甘い歌声で日本にもファンの多い韓国トップ歌手のソン・シギョンさんが、「売国奴!」「親日派!」と罵倒されている。

   きっかけは、自身のインスタグラムに日本の料理を投稿したからだ。バッシングの中で一歩もひかずに、動画を通じて「私は日韓の懸け橋になる」と、ユーモアを交えながら訴えた姿が称賛を浴びている。韓国紙から読み解くと――。

  • ソン・シギョンさんの「反論」を伝える朝鮮日報(12月17日付)
    ソン・シギョンさんの「反論」を伝える朝鮮日報(12月17日付)
  • ソン・シギョンさんの「反論」を伝える朝鮮日報(12月17日付)

NHK Eテレ「ハングル講座」でも人気の親日家

   韓国人歌手のソン・シギョンさん(40)といえば、2018年からNHK Eテレ「テレビでハングル講座」に出演している親日家として知られる。また、昨年6月、テレビ東京の人気ドラマ「孤独のグルメ 韓国出張編」でも、初の日本のドラマ出演を果たした。

   そんなソン・シギョンさんが、インスタグラムに日本の料理を投稿したところ、「売国奴」「豚足野郎」と袋叩きにあった様子を、朝鮮日報(2019年12月17日付)が「歌手のソン・シギョン、日本の料理を推薦し袋叩き...『歴史意識が曲がった人間ではない』」の見出しで、こう伝える。

「歌手のソン・シギョンさんが、インスタグラムに日本の料理と写真を投稿したところ、『親日派』『売国奴』などの強い批判を浴び、釈明した。ソン・シギョンさんは12月15日、ファンから料理を食べている様子を動画中継するようリクエストが相次いだため、インスタグラムでライブ配信を行った。配信中にはハンバーガーを食べながらファンとさまざまな会話を交わすなかで、最近、日本で食べた(料理の)写真をアップしたら『(この情勢で)状況をわきまえていない』とたくさんの方々からおしかりを受けた』と切り出したのだった」

   ソン・シギョンさんは12月14日、インスタグラムに日本の料理と飲食店を推薦する文章を載せた。トンカツの写真に「日本では試験や大事なことの前に、わが国でアメをなめるように、トンカツを食べる」とコメントを添えた。また、テレビドラマ「孤独のグルメ」に出てきた大阪の人気飲食店を紹介した。すると、ネットユーザーから「国民が日本製品不買運動を繰り広げているなか、日本の飲食店や料理を推薦するとは何事だ!」と、猛批判を浴びた。

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