【日韓経済戦争】「米国大使の首をはねろ!」トンデモ反米パフォーマンスの陰に文在寅大統領? 韓国紙で読み解く

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トランプ大統領が来た時も「死刑台」が登場

   ところで、主催する国民主権連帯と青年党は、ともに北朝鮮を礼賛する「親北団体」として知られている。両団体は昨年(2018年)「白頭称賛委員会」などを結成し、「金正恩(キム・ジョンウン)ソウル訪問歓迎行事」を企画した。「白頭」とは北朝鮮の聖地・白頭山のことだ。

   じつは、こうした親北団体が「斬首刑」パフォーマンスを行うのは、今回が初めてではない。主催団体の一つ、国民主権連帯は2017年9月にもトランプ米大統領が初めて韓国を訪れる直前、米国大使館前で「トランプ斬首競演大会」を開いたのだった。朝鮮半島に関するトランプ大統領の放言に抗議するため、というのが理由だ。トランプ大統領の肖像画に向かってBB弾用ピストルを撃つ「トランプ死刑台」も登場。最後に参加者は、爆竹でトランプ大統領の肖像画に火をつけた。

   朝鮮日報(2019年12月12日付)「警察『米大使斬首刑など過激パフォーマンスやめよ』、親北団体に集会制限を通告」によると、

「国民主権連帯はフェイスブックで、12月13日に米国大使館前で『ハリス斬首競演大会』を開催すると予告していた。そして、フェイスブックで『ハリス斬首アイデア』を募集した上、反応が良かったアイデアは競演大会で実行に移すと明らかにしていた」

というのだ。

   これに対してソウル鍾路警察署は12月12日、集会中の過激なパフォーマンスや脅迫めいた発言などを控えるよう主催団体に集会制限措置を通告した。興奮した群衆が大使館に乱入しないよう抑え込む構えだ。

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