ビジネスパーソンの3人に1人が「起業」を考えている 米ヘッジファンド会長も学んだ「日本人経営者」は?

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   「あなたは起業したいですか?」の問いに、ビジネスパーソンの3人に1人が「起業を考えている」と答えていることが、フローラル出版の調査でわかった。

   同社が2019年12月11日に発売した、ジェームス・スキナー著「史上最強のCEO」の出版を記念して、500 人のビジネスパーソン(フリーターを除く)に、起業や経営、リーダーシップに関するアンケートを実施。「すぐにでも起業したい」「いずれは」「少し興味がある」と答えた人の合計が38.5%にのぼった。

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経営トップに必要な要素は「イマドキ」な......

   調査によると、「あなたは起業したいですか?」の問いに、「すぐにでも起業したい」と答えた人は6.5%、「いずれは」と答えた人は9.8%、「少し興味がある」が 22.2%だった。ビジネスパーソンの3人に1人以上が起業を視野に入れている計算になり、起業に対するハードルが低くなっているとみられる。「起業したいとは思わない」は61.5%だった。

   また、「あなたが起業する場合、年功序列と成果主義のどちらにしたいと思いますか」と聞くと、86.2%が「成果主義」と回答。その一方で、「あなたが所属する会社はどちらだと思いますか」との問いに、「成果主義」と答えた人の割合は約半数の49.0%と、理想と現状との差が浮き彫りとなる結果となった。

   「企業の成長に一番不可欠な要素は?」との問いには、「人材育成」が28.6%で最多。次いで、「経営トップの資質」が17.2%、「営業力」が15.6%と続いた。どれも企業を構成する「人」が重要であるという傾向を表している。

   さらに、「経営のトップに一番必要な要素は何だと思いますか」という問いには、「変化に対応する能力」が16.4%で最多。「判断力」と答えた人が14.6%、「リーダーシップ」が13.6%、「マネジメント能力」13.2%、「コミュニケーション能力」が13.0%と、わずかの差で続いた。

   経営環境が目まぐるしく、かつスピード感をもって変化する時代に柔軟に対応。感度が高い、洞察力に優れた経営トップが求められていると考えられる。

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