「運」のいい悪いは自分で決める
私たちが暮らしている日本は、恵まれた国でありながら、心が貧しくなってきています。情報があふれて、ハウツー本もあふれています。自分探しに振り回されて、迷子になって、はぐれてしまっている人もいるかもしれません。
「運」がいい、悪いも自分の受け取り方次第です。不安に陥ることもあるし、調子がよくても知らず知らずのうちに心が緩んでしまうこともあります。自分の人生は、自分にしか決められません。そんなあたりまえのこと、頭では充分すぎるくらいわかっていたって、ときにブレてしまうのも人間というものです。
パッと見た目が華やかな人がいたとします。しかし、華やかに輝いている人にも、大なり小なりアクシデントがあるものです。人間はみんな同じです。自分の「運」を光の方向に導けるのは、結局は自分しかないということでしょう。
「運」はどんな人にも平等にあります。大切なのはその「運」にどう気づき、活かしていくかということではないでしょうか。(尾藤克之)