「長い人生、何に生きがいを見出すかってすごく大事よ」
こうした意見が7割を占める一方で、「自分の夢を追って民間に行くべし」と、応援エールを送る意見も3割ほどあった。
「そりゃあ、待遇だけで言えば公務員一択です。それは間違いない。でも長い人生、何に生きがいを見出すかってすごく大事ですよ。教育産業、私もしばらくいましたよ。非常にやりがいがあります。会社に住み込んでもいいと思うくらいでした。ただ私の場合は講師だったので、事務だとどういう仕事になるかわからないけど......。自分で選んだ仕事、人生。これが一番素晴らしい」
「親に言われること、それが何なのですか。自分で信念や志を持って自分のやりたいことをする、希望する職業に就くのですから、誰かに何か言われたところで気にする必要はありません。選んだ道は間違いではなかったと思ってもらえるように、何も言わせないように自分が選んだ道で成果を出せばいいだけのことです。市役所には早く断りを入れて、本当になりたいと思う人に席を譲ってあげてください」
また、教育産業にもまだ将来性があるという声も。
「教育産業という面から言えば、子供や学生だけでなく、大人も含めた生涯学習へと転換していけば、なんとかなるでしょう。どんな新規事業をすれば会社が伸びていくかを考え、提言できるようになれば、あなたも素晴らしい仕事ができると思いますよ」
また、公務員の人からもこんなエールが。
「公務員やっています。人生は勉強の連続です。大学までとちがって機転が効かないと、どこに行っても使い物にはならない。働くのは本人だから、いやいや公務員やっても他のメンバーに迷惑をかけるだけ。民間へ行きましょう。あなたには厳しい環境が必要だ。最初の会社で苦労するかもしれませんが、人生の勉強にはなる。ぜひ民間へ」
J-CASTニュース会社ウォッチ編集部では、女性の働き方に詳しい、主婦に特化した就労支援サービスを展開するビースタイルの調査機関「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長に、この「公務員か民間企業か、どっちの内定を選択する?」論争の意見を求めた。