【日韓経済戦争】衝撃! 韓国向けビール輸出ついに「ゼロ」 不買運動がまったく収まらない理由は?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

日本のレトロブーム便乗が「植民地美化」と猛批判

   いっこうに衰えない不買運動の矛先は、日本への旅行にも向かっている。中央日報(11月27日付)「この冬韓国人に人気の海外旅行先、日本都市は10位圏外へ」が、こう伝えている。

「今冬、韓国人の海外観光が増加しているが、伝統的な観光地だった日本は人気の観光地ランキングの上位から押し出されたことがわかった。韓国の旅行会社ウィメプツアーは11月27日、12月に出発する海外航空券の予約が前年同期に比べて20%増加したと発表した。ベトナム・ダナンに行く顧客が海外航空券の予約者全体の9.5%で、冬の旅行の人気都市ランキング1位に選ばれた。続いて米国・グアム、フィリピン・セブ、タイ・バンコク、台湾・台北の順だった」
「一方、日本を訪れる旅行者は急激に減少した。昨年12月に人気の旅行地1位だった大阪は予約者数が86%減少した。昨年は大阪(1位)、福岡(2位)、東京(4位)、沖縄(8位)と10位圏内に4都市も含まれていた日本の旅行地は、いずれも10位圏外に押し出された」

   韓国から日本への旅行客が激減しているというのに、韓国側は日本からの観光客を大いに呼び込もうとしているのだから、したたかといえばしたたか。だが、その方策が韓国内の「反日運動」を刺激して裏目に出てしまったケースがこれだ。

   聯合ニュース(11月27日付)「日本人向け広報映像『植民地時代の美化ではない』韓国観光公社が釈明」がこう伝えている。

「韓国観光公社は11月27日、同公社が製作した日本人観光客向けの広報映像に日本による植民地時代を美化する内容が含まれていると一部で指摘されていることについて、『美化する意図はなかった』と釈明した」

   日本では今、「ニューレトロ」がブームになっている。全国各地の「小江戸」観光が人気を呼んでいるし、今夏には渋谷ヒカリエで「昭和レトロ懐かわいい市」が開かれたときは、1か月間にわたって大賑わいの盛況だった。韓国観光公社は、古いものを楽しむ「ニューレトロ」が日本市場で流行していることに目を付けたのだ。

   そこで、1900年代初期の風情を残すソウルの解放村や仁川の開港場などを撮影し、日本人向けの新たな観光地としてアピールしようとした。ところが、その中に、植民地時代にソウル・南山に設置された神社に向かう「解放村の階段」などが映っていたのがまずかった。「植民地時代を美化して、日本に迎合している」いると猛批判を浴びた。結局、この日本人観光客向け広報映像はお蔵入りになった。

姉妹サイト