生理中の女性従業員は「生理バッジ」でお知らせ 百貨店の試みに「うわっ、キモ!」「革命的!」と大激論

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「会社が配慮して店頭じゃないシフトにしてあげなさい」

   40代の会社員Aさん。

「私自身は自分から知らせたいとは思いませんが、生理中の体調は個人差が大きいので、バッチをつけてでも周りにも理解してもらいたい人は一定数いるのでしょう。仕事に影響するほど具合悪い時は堂々と休めるような世の中であってほしいです」

   40代のライターBさん。

「生理中に限らず、みんなどこかしら調子が悪い日はある。仕事で失敗したり、気分が悪そうだったりしたら、周りが察してあげればよい。『便秘中』『不眠症』『失恋中』『偏頭痛』『貧血』とか、いちいちバッジつけて知らせるのと一緒です。私だったら妙な気を使われるのは返って嫌。特に、職場の人に知られて異様に気を遣われてしまったら気持ち悪い」

   30代の会社員Cさん。

「いやぁ、職場で配慮し合うのは必要かと思いますが、バッチつけてお客様にまでわかるようにあけっぴろげにする感覚が理解できません。生理中なのでサービスが行き届かないかもしれませんが、すみませんって、お客様にも気遣いを求めるため?百歩譲って、まぁアリとしましょう。具合悪そうに貧血そうにしてて、バッジ見て、『そうだったのね、つらいわね、座ったら?』って、お客様が声かけるとかあるかもしれませんけど。いやいや、そんな体調だったら、会社が配慮して店頭じゃないシフトにしてあげなさいよ。大丸の怠慢だなあ」

   みなさん、自分は付けるのはごめんだ、という人が多かった。

   なお、大丸は2019年11月28日、「生理バッジ」について多くの批判が寄せられたため、着用を取りやめると発表した。ただ、従業員同士の「生理の意思表示」は、別の方法で続けるという。

(福田和郎)

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