「ファーウェイは日本のICT産業にも寄与している」
2005年に設立したファーウェイ・ジャパンの従業員数は、当初の10数人から18年には1050人まで増えた。そのうち75%が現地採用。横浜、東京、大阪の3つの研究開発拠点を構え、300人を超える研究スタッフを抱える。
調査によると、ファーウェイ・ジャパンの従業員一人あたりの日本のGDP(国内総生産)への貢献は約1870万円で、これは日本の労働者(平均)の1510万円を24%上回っている。また、18年の従業員研修に約6億5500万円を費やしているほか、15年~18年には社会貢献(CSR)活動に年平均5300万円超を支出してきた。
オックスフォード・エコノミクス在日代表の長井滋人氏は、
「ファーウェイは経済活動を通じて、自社の事業分野にとどまらず、日本のICT産業にも寄与しています」
と語っている。