「働き方改革」で増えた!? 男性の「隠れ」更年期障害、1200万人超の可能性

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筋トレや睡眠、バランスのよい食事でリスク回避

   「心」「身体」「家庭」それぞれへの影響について聞いたところ、「心へ悪い影響があった」と答えた人は24.8%、「身体へ悪い影響があった」が18.8%、「家庭へ悪い影響があった」は11.6%で、心理的にストレスを受けている傾向がみられる。

   ただ、いずれの面でも「よい影響があった」の回答数が多く、働き方改革は個々人への影響はおおむね良好のようだ。

   Dクリニック東京 メンズ/Dクリニック大阪 メンズの男性更年期専門外来担当医の辻村晃氏(順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授)は、「男性更年期障害の原因である『テストステロンの低下』を防ぐには、筋トレや質のいい睡眠、バランスのよい食事です」と話す。

   総務省の発表によると、2019年10月1日現在の20代~50代男性は3130 万人。これを、今回の「中等度・重度の男性更年期障害可能性」である41%を当てはめると、20代~50代の男性で約1200万人超が男性更年期障害の疑いがあるという。さらに「重度の男性更年期障害可能性」のみに絞っても27%にのぼり、同じ条件に当てはめても845万人に疑いがある、としている。

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