「成功」のために実行したこと
このルールがどうして成功につながったのかを、自分なりに考えてみた。
(1)ポジションを持ちすぎない
投資でよくあることなのだが、思い切って大きな金額を投資してしまうと下落したときに何もできなくなってしまう。下がったときに追加で投資できるように余裕資金を残しておくことが大切なのだ。ポジションが少なければ下がったとしても損失額は少なくてすむ。追加で投資するお金もあるので、損切りをするのかそれとも追加で投資をして損益分岐点を下げるのかを選択することもできる。まずは上がることよりも下がったときのことを想定して投資をしていくことが大切だと思った。
(2)できるだけ1日で決済する
私がやっている日経225種株価指数は夜間も動いている。日本市場が終わっても、ヨーロッパ市場、米ニューヨーク(NY)市場で取引が可能なのだ。世界の中心は米国。私たちが寝ている間に動いているNY市場に相場変動する可能性は十分にある。なので、相場変動したときに対応できない可能性があるのはリスクだと考え、ポジションはできるだけ持ち越さないように心がけた。
(3)指標発表で大きく動きそうな時は取引しない
経済指標の結果次第で相場が大きく変動することはよくある。米国の雇用統計やFOMC政策金利の発表、パウエルFRB議長の発言など注目される材料はたくさんある。そして予想されていた値よりも大きく乖離していた場合は、相場も大きく反応する。上がるか下がるかは結果次第なのでわからない。うまく当てることができれば大きな利益を得ることができるが、外せば損失になってしまう。そんなリスクはあえて取らなくても、日々の動きのなかでトレードできれば良いと考えることにした。
(4)大きな利益は追わない(500円の利益でも決済する)
トレードを始めると、どうしても大きな利益を求めてしまう。1回で大きな利益を出そうと思ったら、かなり大きな変動の波に乗るか、無理をして大きな金額で投資をするかのどちらかになってしまう。どちらも大きなリスクを取っていることになる。
そんなトレードは小心者の私には向かない。大きな損失が出てくると不安になってしまうはず。なので、できるだけ細かく決済をしていくことにした。少ない時は一つのポジションで数百円の利益でも一たん決済することもある。日経平均株価が200円~300円動けば4万円から6万円くらいの利益を取れることもあった。細かいトレードを繰り返して、利益が積み重なり気がつけば50万円ではじめたトレードが150万円になっていた。
このやり方でどこまでやっていけるかはわからない。大きな下落相場が来たら損失を出すことになる。それまでにある程度利益を積み重ねておけば、損失を出すことになっても問題ないと思っている。利益の範囲内であれば気にする必要はない。下落相場が来たら、今度は「売り」からトレードを始めればいいと考えている。
投資のスタイルは人それぞれで、答えがあるようでない。そこが投資の面白いところだと思う。そろそろボーナスシーズンを迎えようとしている。この機会に新しい投資にチャレンジしてみるのもいいと思う。(ひろこ)
お金のことってなかなか人に相談できないよね。
みんな、お金のことってどう考えてるの? 投資って、難しいでしょ?
自分のやってる貯蓄術や運用術って一般的なの?
ふだんの生活、節約、育児や教育のお金のお悩み......
なんでもOK!の質問箱をご用意しました。あっきん&ひろこが、
あなたのお金にまつわるお悩みにお答します。
※ なお、いただいたご質問については、
記事にてご回答いたしますので、ご了承ください。
もちろん、秘密は厳守します。どんどん、お寄せください。