【株と為替 今週のねらい目】株もドル円も一進一退、予断許さぬ米中協議(11月18日~22日)

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東京外国為替市場 米利下げ「打ち止め観測」消えず

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円50銭~109円50銭

   2019年11月15日(金)終値 1ドル=108円73銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、上値は重いものの、底固い動きとなりそうだ。

   前週のドル円相場は、ドルの上値が重い展開が続いた。米中貿易協議の進展が足踏み状態となったことが嫌気され、リスク回避のドル売りが見られた。

   今週のドル円相場は、米中貿易協議に対する不安が薄れ、リスク回避のドル売りが減少しているため、底堅い動きとなりそうだが、半面、米中貿易協議に対する不透明感が残っており、ドルの上値も重くなりそうだ。

   市場の目は再び米国の金融政策に向かっており、20日発表のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の内容に注目したい。

   経済指標は、国内では20日に10月の訪日外客数、10月貿易統計、22日に10月消費者物価などが予定されている。

   海外では、19日に米国の10月住宅着工件数、20日に10月29日、30日開催のFOMC議事録などが予定されている。

(鷲尾香一)

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