「きょうは精一杯やった」という日をつくるには? できるリーダーは「目標」の立て方が違う!(高城幸司)

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   ビジネスの「リーダー」として活躍する人の特徴を紹介した記事を、よくみかけます。

   仕事ができて、責任感が強く、精神的に強い人、と考えがちですよね。あるいは努力をすることを嫌がらず、他人が嫌がることを引き受けて仕事をする人かもしれません。株式公開を果たした知人の経営者は、周囲に対して触発する行動。語りかける行動。称える行動。育成する行動が、目に付く人と言っていました。

   いずれにしても、リーダーらしい行動をしている人は、周囲から自然と仕事が集まります。

  • 目標は具体的であるほど改善しやすい
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「タイムマネジメント」は仕事を効果的に進める「技術」だ!

   リーダーらしい行動をとる人は、当然ながら忙しくなります。忙しい中で仕事をこなしていくと、さらに仕事が集まる。その繰り返しで、時間が足りなくなります。なので、リーダーにとって重要な課題となるのが、タイムマネジメント。時間を有効活用し、仕事を効果的・効率的に進めるための「技術」のことです。

   スケジュール管理と混同されることがありますが、スケジュール管理はどちらかというとスケジュールの管理や把握といった意味合いが強く、それに対してタイムマネジメントは、目標を明確にし、必要な作業を元にスケジュールを組み、計画に従って時間をコントロールして仕事を進めていくマネジメント・サイクルをまわすことを言います。

   ある意味で個人の業務改善。「きょうは精一杯やった!悔いなし」と、言い切れる日をつくることとも言えます。

   ちなみに、タイムマネジメントに関するビジネス書は星の数ほど出版されています。それだけ、時間に追われていると認識している人が多いからかもしれません。いまの自分に足りないものと質問すると、 お金、やる気に次いで時間が登場します。「タイム・イズ・マネー」と言われますが、時間はかけがえのないものなのです。

   最近はシステマティックなタイムマネジメントの方法を書いたビジネス書が増えていますが、本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、方法論。「より少なく、しかしより良く」「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは、全部捨てていい...... と書かれていたりします。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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