一つひとつの「気づき」を大切にしたい(慶応義塾大学)
いよいよ今季のFX大学対抗戦も最後の週となった。原本の1万円まで残り少しなので、そこまではなんとか頑張りたいと思う。ちなみに、最近見ているチャートの時間足は15分。EMAや引いたラインは15分足で引いたものを、記事に書いています。1ポジション、1000通貨でエントリーしています。
10月29日(火)
ドル円相場はきのう、夕方から夜にかけて前週の23日の上げと同じ値幅分上げていたので、今の流れが上昇トレンドであったとしても値幅達成後は下落に転じやすいことを利用し、一たんは下落に転じると考え、1ドル=108.951円でショートをした。
高値更新か根拠が崩れたと判断した時点できるつもりである。もし、思惑どおりに下げるようなら、利益を確定した後にドテン(売り・買いの方針を180度変えて、保有するポジションを逆転させること)してロングを狙っていきたいところである。
夕方に引いていた値幅チャネル下限まで到達したため1ドル=108.891円で利益を確定。60円の利益を得た。そして、すぐにロングでエントリーした。
しかし、夜になって下落する動きを見せたので損切り。30円の損失。
10月31日(木)
日本時間午前3時ごろに行われたFOMC(米連邦公開市場委員会)によって、ドル円相場は高値更新後、すぐに下落に転じており、この乱高下の動きによって25EMAと75EMAの角度が23日からの下値抵抗線に対して急な角度をつくっており、この抵抗線を抜けたらかなり下に落ちると予想。抵抗線を抜けたところで1ドル=108.658円で、ショートでエントリーした。
夜にかけてかなり下落したので、一たん反発する可能性が高い、使っている値幅チャネルの下限に触れたので1ドル=108.115円で決済。すぐにロングを1ドル=108.128円でエントリーした。
その後、順調に反発し25EMAに触れたため、1ドル=108.302円で決済。すぐにまたドテンし、1ドル=108.298円でショートでエントリーした。
きょうの最初の2度のポジションによる利益は合計717円で、さらに最後にエントリーしたポジションも含み益を出している。きょうのトレードは獲得pips的にも大満足であるが、何よりもイメージどおりの波だったため、見ていて非常に楽しかった。きょうのように自分の得意なところは、しっかりとっていきたいと思う。
深夜になっても最後のショートポジションが目標値まで到達しなかったため、損切りを建て値より少し上に、利益確定の逆指値を1ドル=107.900円に置き、ロングの指値も107.900円に置いた。相場のズレによって107.770円あたりまで落ちるかもしれないが、ロングの指値は強気に手前に置くことにした。
11月1日(金)
この日の昼頃チャートを確認したところ、ちょうどドル円は朝方に1ドル=107.890円付近まで落ちてから反発しており、107.900円の逆指値と指値がほぼピッタリ刺さっていた。ショートポジションの決済による利益は392円の利益。ロングのポジションはまだ保有したままである。
11月2日(土)
きのうの最後のロングポジションは利益確定の逆指値を設定し忘れていたので、決済できていないが、今週で今季は終わりなので、市場が閉まった後の現在の含み益を最後の損益とし、260円の利益を得た。
ちょうど1年前に始めたFXだが、この1年間を通しての世界経済や国際情勢に目を向けてきて、トランプ米大統領やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長などをはじめとした経済政策に関して重要なポジションにいる、一人の発言が為替相場をはじめ債券市場や株式市場にかなり影響を与えているということを実感した。
そのような発言や貿易問題などの報道によって乱高下している市場について、私自身の捉え方は変化したように思う。初めは、突発的な要人発言によって急速に市場が動くことは予想不可能であり、まるで通り魔にとつぜん襲われたように感じていたが、最近、値幅や移動平均線などを意識するようなってからはそういった一般的には突発的な急激な動きでも必ずヒントはチャートの左側のどこかに隠れているのではないかと思うようになった。(思い込んでいるだけかもしれませんが......。)
実際にチャートを見続けてきたおかげで、1年前の記事を読み返した限りでは、確実に腕は上がっていると感じた。結局、相場は仮説と検証の繰り返しであると思っているので、一つひとつの気付きをこれからも大切にしていきたいと思う。
前週からの損益 プラス1399円
11月2 日現在 1万1123円