南ア・コリシ選手の「伝説のスピーチ」を聞け! 感動のラグビーW杯を「英語で」語ろう(井津川倫子)

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黒人キャプテン率いる南ア優勝の「重み」

   それでは、世界中を駆け巡ったコリシ選手の「伝説のスピーチ」のハイライトを原文でご紹介します。

We come from different backgrounds, different races and we came with one goal and wanted to achieve it. I really hope that we have done it for South Africa to show that we can pull together if we want to achieve something
(僕たちは異なるバックグラウンド、異なる人種が集まったがチームだったが、一つの目標を持ってまとまり、優勝したいと思っていた。それを南アフリカに示せていたら本当にうれしい。何かを成し遂げたいと思えば、協力し合えるということを)

   初めてのアジア開催の大会で、黒人キャプテンが率いた南アフリカが優勝し、たくさんの日本人がラグビーの魅力に目覚めて新しくファンになった――。「差別のスポーツ」とされてきたラグビーが新たな領域に達した今大会は、まさに「ground-breaking」(地面を壊す)ほどのインパクトがあったのです。

   それでは、「今週のニュースな英語」は、ラグビーW杯を語る時に使える簡単な表現をいくつかご紹介します。

The rugby world cup took place in Japan first in asia
(ラグビーワールドカップが、アジアで初めて日本で開催された)
It was successful(W杯は成功だった)
It was exceptional(W杯は並外れてすばらしかった)

Japanese really excited(日本人はとてもエキサイトした)

Japan upset Ireland(Scotland)
(日本代表は、アイルランドを破った)
upset:破る、大番狂わせをする

   ラグビーは今、もっとも旬な話題ですから、ぜひ使ってみてください。片言の英語でも十分盛り上がりますよ!(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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