いよいよ、逃げ切り目前に!(國學院大)
今週のドル円相場はレンジ相場だった。10月21日(月)に1ドル=108円30銭台で始まり、そのまま大きな変動もなく25日(金)の終値は108円60銭台となった。最近の相場を振り返ると、10月7日に106円60銭台だったドル円相場も17日の高値は108円90銭台まで上昇した!今は相場の調整段階になっている為、レンジ相場になっていると考えられる。
取引は今週も見送ったが、相場の変動要因を振り返ってみた。テクニカル分析の観点からは、日足の移動平均線との乖離が大きくなったため、調整段階に入ったと考えられる。ファンダメンタルズ分析の観点では、英国のEU(欧州連合)離脱問題や米中貿易問題が注目された。
21日は、前週に英国とEUが新たな離脱協定案で合意したが、新たなEU離脱協定案の承認に向けた採決を実施することを英国議会下院のバーコウ議長が拒否したことで、先行きが不透明になりドルが買われた。
25日はライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン米財務長官が、中国の劉鶴副首相と電話協議を行い、協議後にUSTRは「特定の問題について前進し、一定の分野で合意に近づいている」と発表。その結果、ドルが買われた。
このように、今週も米中貿易問題と英国のEU離脱が注目されたが、ボラティリティが低かったので取引しなかった。なんとか明治大学から逃げきれそうだ、来週は最後なので頑張りたい!
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月25日現在 3万1072円