ドル円相場は米FOMC次第か(一橋大学)
10月21日(月)
前々週ごろから順調に上がり、1ドル=110円台に到達したが、ここらへんでいったん調整が入るだろうか。調整というよりは、材料がなく様子見といった形かもしれない。世の中ではブレクジット関連で英ポンドに関心が集まっているが、ドル円相場は来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けた穏やかな値動きになると予想。
10月22日(火)
きょうもドル円は1ドル=108円台半ばを行ったり来たり。特にこちらから動くような状況にはないか。
10月25日(金)
予想どおり、今週は1ドル=108円台からはみ出ることのない穏やかな1週間となった。大きいトレンドがない中では動くタイミングがつかめない。他の通貨ではいくつか盛り上がっているところもあるようだが、ドル円にとってはやはり来週のFOMCが争点になるだろう。
世界の景気後退が懸念されているとは言うものの、日本・米国の株価指数およびドル円相場はあまり悲観的ではない。今回も利下げが行なわれるというのが、大勢の予想だが、各理事が今後の利下げについてどこまで積極的に考えているのかに注目する必要があると思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月25日現在 1万9924円