フェイスブックが推進する仮想通貨「リブラ」の運営を巡り、協会の正式な発足前にペイパルやVISAやマスターカードが脱退を表明したことで、90万円台で安定していたビットコイン(BTC)が1BTC=87万円を割り込んだ。
それにつれて、主要なアルトコインも下落。しかし、リップル(XRP)だけは違った。XRPは、リップル社による仮想通貨のウォレット企業やメキシコ取引所Bitsoへの出資などの好材料が見られ、上昇基調が継続した。
前週にXRP買いで攻めた慶応義塾大学の馬医金満は、してやったり! 辛抱しながらXRPを保有し続けていた國學院大学の億トレーダーもウハウハ。早稲田大学のTKHはXRP上昇の恩恵も、BTCが足を引っ張り、やや後退。明治大学のホフマンは取引なし。
リップル、32円突破を期待したい(早稲田大)
10月18日(金)
今週は前週の上昇相場とはうって変わって、仮想通貨市場全体が失速した。ビットコイン(BTC)は前週金曜日(11日)に1BTC=95万円のピークを付け、その日のうちに数時間で91万円割れを起こしたものの、週末を通しては横バイで推移していた。
しかし週明けから状況が一変、数日おきに断続的に下げ続けて18日時点では1BTC=85万円台まで落ちた。とまぁ、短期的な価格変動としてはふだん通りと特筆すべきところはないだろう。
BTCは、まもなく総発行量が1800万枚を達するという。総発行枚数が2100万枚であるから、85%が採掘されるということだ。加えて来年5月にはBTCは半減期を迎えるとされる。過去の事例を鑑みるに、半減期前後では長期的な上昇相場を形成しているため、今回の局面でも投資家は過去の値動きを意識しながら立ち回っていくことが予想される。短期的な相場に精神的に揺り動かされないようにすることが重要だろう。
興味深いことに、今週はリップル(XRP)が急伸した。月初は1XRP=25円とかなりの低水準でさまよっていたが、10月下旬に差し掛かる今現在も上昇基調にある。今週は1XRP=32円を再度突破し、ここからの勢いに期待したい。
ただ、直近では価格変動がますます激しくなっており現実的な目線を付け加えるとするならば、ここでまた大きく調整が入り30円割れも十二分にあり得るということだ。
今週はトレードなし。総資産は1万981円だ。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 マイナス80円
10月18日現在 1万981円