世界で加速する5G導入の動き 安値圏のサイバーコムを買い増す(石井治彦)

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

決算発表前に1700円あたりで買いたい

   2019年10月10日付の日本経済新聞に、「米、5Gで欧州支援を検討・ファーウェイ1強崩壊しへ」の見出しで「トランプ政権は、米国企業の新たな5G技術への投資を促す方策の一つに、異なるメーカーの機器間の通信を可能にするソフトウェアの開発をあげ、可能になれば、通信事業者はネットワーク全体の構築を1社に頼らず、複数のメーカーから調達できる」と、あった。

   そこで通信系、車載系、業務用と幅広くソフト開発を手がけている、サイバーコムの役割が重要であるとの考えを、さらに強くした。

   そんなサイバーコム株だが、株価チャートをみると調整が進み、新たな相場に向けて助走を始めたように見える。つまり、安値で拾うにはちょうどいいタイミングではないかと考えている。

   サイバーコム株は今年3月8日に2317円で100株を取得。この時はどうしても欲しかったので、高めを承知で取得した(2月15日株価、2443円)。しかし、その後の5月29日にも、1980円で100株を追加取得した。

   同社は11月7日に、2019年12月期第3四半期(1~9月期)の決算発表が予定されている。この内容が気にかかるものの、悪いはずがない。できれば、決算発表前に、1700円を軸に上下50円の範囲で、あと100~200株を買い増したい。

2019年10月18日現在 保有株数200株 平均取得単価2168円02銭
年初来高値 2019年2月26日 2665円
年初来安値 2019年8月29日   1580円
直近 終値 2019年10月18日 1842円

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
姉妹サイト