取引できず、逃げ切り図る?(國學院大学)
今週のドル円相場は上昇トレンド。注目は米中貿易協議だった。10月7日(月)に1ドル=106円60銭台を付けたドル円相場は、8日(火)の米ニューヨーク外国為替市場で、米中通商交渉への懸念が再燃したことを受けて、ドルが安全資産の円に対して下落したが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演で追加利下げを明言しなかったことで、ドルはその他の通貨に対して上昇した。
9日(水)は、ドルが対円で1週間ぶりの高値となり、107円台まで上昇。中国が米国との部分的な通商合意を依然として受け入れる用意があるとのブルームバーグ報道を受け、米中貿易摩擦が友好的に解消されるとの期待感が高まったことが要因とされる。
翌日の10日(木)の高値でついに108円まで到達した。11日(金)の終値は108円40銭台。米中貿易協議を経て、限定的な合意に向かっていると判断され、ドル円相場は上昇した。今週は買っていれば爆益が出せて、逆に売り注文をしていたら退場になる、恐ろしい相場となった!
今週も取引することができなかった。理由は、10月10日~11日に行われた米中貿易協議の結果が注目される中で、ニュースなどではどっち付かずの発言が多く、ファンダメンタルズ分析では取引するのに確証を持てなかったからだ。
これを受けて、取引スタイルをファンダメンタルズ分析ではなく、テクニカル分析にシフトしたいと思ったが、そのためには勉強が必要になる。頑張りたい!
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月11日現在 3万1072円