「大手企業なら一発で飛ばされるパワハラ発言」
投稿者への反発の中には、
「時短の立場を利用して資格の勉強をするなんて周囲に失礼だ。そんな時間があるのなら、フルタイムで働くべきだ」
という意見が非常に多かった。そこでバッシングを受けた投稿者が再び事情説明をした。
「資格勉強の時間は電車の通勤中のみです。通勤時間がとても長いので、参考書を買って読んでいるのです」
それでも批判の意見はやまず、ついにはこんなアドバイスが――。
「私も時短でキャリアアップの資格の勉強をしていましたが、面談の時には口が裂けても言えませんでした。潤滑油的にちょこちょこ菓子折りを持っていきました。帰るときは全員に声をかけて、申し訳なさそうにしましたよ」
一方、「時短に対する理解が足りない」「上司の菓子折り発言は完全なパワハラだ」と、投稿者を応援する意見も2割ほど寄せられた。
「一部上場企業に勤務するアラフォーママです。いまどき自腹を切って菓子折りを持って来いという上司がいることに驚愕しました。完全にパワハラです。大手企業ほど、言わせないように上は指導しているのです。私の夫は私以上の大手で役職についていますが、この投稿を見せると、『働き方改革の時代にこんなこと言ったら、うちなら通報されて飛ばされるな』とビックリしていましたよ」
「育児と仕事を両立しながら資格取得の勉強をしているあなたの大変さを応援します。適当に時短して細く長く、と考えている社員より、よっぽど好感が持てます。上司は目先の人手不足しか考えず、あなたの能力に気づかないのです」
「上場企業で働いています。チームメンバー12人のうち時短の方は3人。時短の方には、限られた勤務時間内でできる仕事しか渡されていないので、周りの社員に迷惑をかけることはあり得ません。時短の方は人にもよりますが、限られた時間で成果を出そうと効率的に頑張っている傾向が高いです。だから、時短の方を見て、自分も働き方を変えようと意識する若い人も多いです。時短の方がいるから、必然的に夜の会議をしなくなるなど、良い面もあります」