仮想通貨市場は2019年9月以降、ビットコイン(BTC)の上昇が落ち着いたことや、9月初めに株価の急騰があったことなどから、低調な商いが続いていた。10月1日から始まった消費増税を前に、BTCは9月24日週の暴落を受けて、売り優勢の展開が続き、一時1BTC=86万円を割り込んだが、リップル(XRP)の急騰や、米国経済指標の悪化で嫌気したリスクオフの動きから、株式や為替市場からの流入が強まり、BTC=92万円付近まで大きく上昇した。
カソツー大学対抗戦も残り1か月。現在トップの明治大学のホフマンが沈黙を決め込むなか、早稲田大学のTKHは、投資家の動きをじっくり見極め。慶応義塾大学の馬医金満は当初期待を寄せたリップルの「読み違い」を嘆き、同様にXRPに投資する國學院大学の億トレーダーは、上昇にひと息ついた。
ビットコイン、「買い」のニーズ根強く......(早稲田大学)
ついに、このカソツー大学対抗戦も残すところあと1か月となってしまった。途中テストや就職活動が重なったことでフルコミット仕切れなかったかもしれなかったが、最後の1か月はしっかりと市場を注視し、今後の仮想通貨投資のためにも理解を深めていきたいと考えている。
さて、今週の仮想通貨市場はひとまず落ち着いているといっていいだろう。前週の暴落から一たんは歯止めがきいて横バイ推移となっている。ビットコイン(BTC)が1日には1BTC=90万円に達するなどしており、こういった状況下でも「買い」のニーズが強いことがうかがえる。
全体的な価格推移は下落状態にあり一見するとリスキーな相場のように見えるが、ビットコイン自体はここ最近で取引高を急激に伸ばしており、その注目度は他金融商品と比較しても群を抜いている。
原因は、やはり世界情勢を取り巻くいくつものマクロ要因が考えられる。米中貿易問題が長期化していることにはじまり、激しさを増す香港デモと、世界情勢はかなり不安定な局面に陥っているようだ。こうした経済の先行きが不安視される中で、今後ビットコインをはじめとする仮想通貨のニーズはますます盤石になっていくかもしれない。
確実なことは何一つ言えないが、今が過渡期であり、その将来性に期待する投資家もますます増えていると考える。
今週はトレードなし。総資産は1万534円だ。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 マイナス76円
10月4日現在 1万534円