1円以上の値動きがあったのに......(國學院大学)
今週のドル円相場はキレイに下落して円高ドル安が進行した。9月30日(月)に1ドル=107円90銭台で始まり、その後下落。10月4日(金)の終値は106円80銭台となった。今週も1円以上動いたので、取引していればそれなりに稼げるチャンスはあったと思うが、残念ながら多忙で取引できなかった。
今週は円高ドル安が進行したが、その原因を考えてみた。好調だったドル円相場が10月1日(火)に下落した要因の一つと考えられるのは、ISM製造業統計が悪化である。9月のそれは47.8と、前月の49.1から悪化して2009年6月以来の低水準を記録した。また、指数の低下は6か月連続となる。これに加えて、キャピタル・エコノミクス(トロント)の主任米国エコノミスト、 ポール・アシュワース氏が「景気減速は確実に訪れている」旨の発言をしたのも、下落要因であると考える。さらに、 オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「米主要 指標の大半が低下トレンドにあり、景気減速をめぐる懸念が確認されつつある」と指摘した。
このように米国の景気が減速傾向にあるため、円高ドル安が進行したとみられる。トレンドが一方向でわかりやすい週であったのにも関わらず、取引できなかったのは残念。このFX大学対抗戦も残り1か月なので、迫ってくる明治大学をなんとか振り切りたい!
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月4日現在 3万1074円