ビットコインをはじめ、仮想通貨市場は急速な値下がりで総崩れした。BTCが大きく下げたことを受けて、リップル(XRP)が2019年9月24日に658日ぶりに23円74銭の安値を記録するなど、時価総額でトップ10のアルトコインがほぼすべて、この6か月間での最安値を更新した。
そうしたなか、早稲田大学のTKHは慎重な姿勢を続ける。國學院大学の億トレーダーも、ここは動かず。一方、慶応義塾大学の馬医金満は保有するBTCとXRPをすべて売却した。明治大学のホフマンは、今週もお休み。
仮想通貨の「総悲観っぷり」うかがえる(早稲田大)
9月27日(金)
ビットコイン(BTC)は、前年(2018年)の冬ごろまで1BTC=30万、40万円台ほどと低迷期にあったが、たったの半年で最高値1BTC=150万円を記録するまでの上昇相場を経験した。
ピークを記録した6月ごろから前週まで、幾度となくボラティリティの高い相場を繰り返していたが、依然として1BTC=100万円を割るような水準で推移していくことはなかった。ところが、今週ついにその均衡が破られたようだ。
抵抗ラインである1BTC=100万円のラインが完全に割られ、23日から下落をはじめた結果、安値83万円台まで達した。25日に一度1BTC=90万円を境に、もみ合いがみられたものの、そこから下げ止まることなく金曜日(27日)までジリジリ下げた結果、現在の水準にある。
他のアルトコインについても全面的に下落しており、市場の「総悲観っぷり」がうかがえる。ここ2週間で見てみても、リップル(XRP)はちょうど10日前に1XRP=35円とあったが、今週いっぱいの下げによって、現在は26円を割り込んでおり、およそ10円も減価してしまっている。
現在の総資産は1万610円と、前週に比べてかなり目減りしてしまった。しかし、2020年にはBTCの半減期も控えているため、依然として長期的な買い圧力は入ってくるのではないと考えている。適正価格の見極めは難しいが、慎重に相場を観察したい。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 マイナス1435円
9月27日現在 1万610円