再春館製薬所、外国人社員100人が活躍 「熊本発」の海外事業で本領発揮

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

昼寝のための「ジップルーム」を用意

   再春館製薬所では、通信販売という「顔の見えない」販売スタイルゆえ、コールセンターでのユーザーとの応対は「人」と「人」とのつながりを大切することを心がけている。単に注文を受けるだけではなく、ユーザーの気持ちを推し量り、親身になってアドバイスを進めるなど、電話応対についても独自のノウハウを培ってきた。

   その一方で、熊本本社で働く外国人社員が働きやすいよう、各国の文化や習慣を尊重し、それに合わせた職場環境づくりに取り組んでいる。

   安心して暮らせる寮の完備や帰国支援(帰国費用のサポートや8日以上の連休など)、故郷の家族を招いての会社見学、昼寝のための「ジップ(活力・元気)ルーム」の設置などに取り組む。

   2019年4月には外国人材の雇用拡大を目的に、改正入国管理法が施行された。どの業界・職種も人手不足にあって、外国人材の積極雇用は「待ったなし」だが、その定着や働きやすさへの配慮など、事業所の解決すべき課題も少なくない。

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