進次郎氏は「イケてた」?
海外の政治家はとにかくディベートに慣れていますから、どんな質問にも必ず回答します。内容はともかく、堂々と自信を持って発言することで、「打たれ強く、頼れる政治家」の印象を植え付けます。その点、今回の進次郎氏の「無言の数秒間」は痛手でした。
個人的には、セクシー発言よりもよほどダメージが大きかったと思っています。
それでは、「今週のニュースな英語」は、進次郎氏の発言から「cool」を取り上げます。「カッコイイ」とか「イケてる」といった意味で、ちょっとくだけた場でよく使います。
New iphone11 is cool!
(新しいiphone11はカッコイイ!)
「so」を加えると、意味が強調されます。
New iphone11 is so cool!
(新しいiphone11はめっちゃカッコイイ!)
人をほめる時にも使います。
He is really cool!
(彼って、本当にカッコイイ!)
今回の「セクシー会見」は、残念ながら「cool!」とはほど遠いものになってしまいました。海外での洗礼を受けて、どう巻き返しを図るのか。環境問題への進次郎氏の「cool」な取り組みに、世界が注目しています。(井津川倫子)