進次郎氏、まさかの失態!? 小泉進次郎環境相の「セクシー」発言が波紋を広げています。
米ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットの記者会見での発言を、ロイター通信が取り上げたとたん、またたく間に世界中に拡散! 国内外のメディアが飛びついた「セクシー会見」には、「二つの誤算」があったようです。
進次郎流「通訳なし」が招いた誤算
「セクシー発言」が飛び出したのは、国連気候行動サミットの前に行われた記者会見でした。海外の主要メディアを前に、通訳を介さずに英語で通した進次郎氏でしたが、ロイター通信のこの報道が引き金となって、世界中のメディアに「セクシー発言」が広がりました。
Make climate fight 'sexy,' says Japan's new environment minister
(気候変動対応は「セクシーに」、日本の新環境大臣が発言)
environment:環境
minister:大臣
すでに報じられているとおり、進次郎氏は気候変動問題への取り組みを「It's got to be fun! It's got to be cool! It's got to be sexy!」(楽しく、かっこよく、セクシーなものに!)と発言しています。どういった流れで「セクシー発言」が飛び出したのか、背景を調べてみたら意外な事実がわかりました。
じつは、「fun(楽しく)」も「sexy(セクシーに)」も、進次郎氏の持論ではありませんでした。「fun」は、会見の前に行われたクリーンエネルギーを推奨する企業家たちとの会合で、出席者の一人が発言したことばです。
進次郎氏は、その発言が「気に入った」と引用しつつ、隣に座っていたコスタリカの女性外交官、クリスティアナ・フィゲレス氏が「sexy(セクシー)もね!」と付け加えたことを引用して、話題の「セクシー発言」になりました。
「make green sexy」(グリーン問題に、セクシーに取り組もう!)は、フィゲレス氏の持論だったのです。