【株と為替 今週のねらい目】波乱!?日米貿易協定 中東情勢...株価の足引っ張る(9月24日~27日)

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

東京外国為替市場 目立った材料乏しく方向感出づらい

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭~108円50銭

   2019年9月20日(金)終値 1ドル=107円45銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、引き続き、ドルの上値が重い展開になりそうだ。

   前週のドル円相場は、ドル上値が重い展開が続いた。米欧の金融緩和は相場に大きな影響を与えなかったものの、サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことで、中東の地政学リスクが意識され、リスク回避のドル売りが見られた。

   今週のドル円相場は、ドルの上値が重い展開が継続しそうだ。中東の地政学リスクに対する懸念が残り、リスク選好のドル買いは手控えられる可能性が高い。また、特に目立った材料がないため、方向感の出づらい展開が予想されるだけに、米国の経済指標の結果には注意が必要だろう。

   経済指標は、国内では24日に7月の景気動向指数、25日に7月29~30日開催の日銀金融政策決定会合の議事要旨、26日に全国証券大会で日銀の黒田東彦総裁が挨拶、27日に9月の都区部消費者物価指数などが予定されている。

   米国では、24日に9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、25日に8月の新築住宅販売件数、26日に4~6月期GDP(国内総生産)、27日に8月の個人所得と個人消費支出などが予定されている。

   なお、25日に日米首脳会談が予定されている。

(鷲尾香一)

姉妹サイト