米中通商協議で両国の緊張感が和らぐなか、米国の長期金利の上昇や円安進行で、株式市場が急騰したことで世界的に景気懸念が後退。ビットコインの過熱感も薄れて、資金は再び株式市場へと流れたようだ。BTCは軟調な推移。仮想通貨まわりでは、LINEの交換業者登録の認可が話題に。半面、フェイスブックの「リブラ」に対する厳しい声は絶えない。
アルトコインも、やや下落と市場全体に大きな動きがなく、早稲田大学のTKHや慶応義塾大学の馬医金満はともに、ここは静観。リップルを保有する國學院大学の億トレーダーは、「将来性に期待を寄せている同士が多い」と、最後にもうひと花咲かせると気概をみせる。明治大学のホフマンは、長期休暇中。
大きな動きなく、ここは静観(早稲田大)
9月13日(金)
ビットコイン(BTC)は前週の9月6日に、ピークの1BTC=116万円を迎えて下落。翌日7日に1BTC=110万円を下回った。
今週の推移も比較的落ち着いており、現時点では前週レベルと変わらない1BTC=110万円レベルで横バイのようだ。
アルトコインも、今週はなにか大きな動きがあったところはない。
リップル(XRP)についても、前週7日に1円単位の下げを経験したものの、その後すぐに反発して現状では前週の水準をやや上回るところ、1XRP=27.5円ほどで横バイとなっている。
このところ就職活動で忙しく、本腰を据えてトレードをできずにいるため、今回も仮想通貨市場を取り巻くニュースに対して自分が思うところについて述べていきたい。
今週、なにより取り上げるべきはフェイスブック発行の通貨「リブラ」についてだろう。たびたび物議を醸しているテーマだが、新たにドイツ政府が民間企業主導の法定通貨との連動性をもったステーブルコインを認めない方針を表した。
ドイツ政府によれば、こうしたプラットフォーマーが通貨という経済活動の根源的な部分に触れる分野でシェアを獲得してしまったことにより、競合他社が圧倒的な不利益を被ってしまうことを懸念しているようだ。
主張は最もなことであり、納得もできるが、一般利用者にとっては長期的に、いずれはより便利なサービスへ移行することが予想されるため、的確な法整備が必要だろう。
今週はトレードなし。総資産は1万1883円だ。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 プラス69円
9月13日現在 1万1883円
長期休暇中(明治大)
保有する通貨 BTC
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
9月13日現在 2万3130円