【日韓経済戦争】武士の斬り捨て御免「無礼者!」発言に激昂? 韓国が河野氏を嫌い、茂木外相を望むワケ

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韓国好きで康外相とも仲良しなのに留任のため強硬姿勢?

   韓国大統領府の怒りが伝わってくる言葉だ。河野氏の「無礼」発言が「GSOMIA破棄」への伏線の一つだったというわけである。

   ほかにも、河野氏の「高圧的な態度」を批判する韓国紙は多い。中央日報(8月28日付)「康京和長官と親しい河野外相、韓国への暴言も留任のためのあがき」は、河野氏は大臣職の保身のためにことさら韓国を見下す態度をとっていると指摘している。

「『韓国が歴史を書き換えたいと考えているのなら、そんなことはできないと知る必要がある』。河野太郎外相が8月27日の記者会見で、『韓国政府は過去に対する日本政府の認識が不足していると指摘する』という外国人記者の質問にこのように答えた。『日韓間で最も重大な問題は、1965年の協定に関することだ』と述べながらだ。植民地侵略被害者の韓国が歴史を書き換えようとするという河野氏の常識外れの発言は、『韓国が請求権協定など国際的な約束を守っていない』という日本政府の主張を浮き彫りにするためのものだ」
「河野外相の強硬発言をめぐり、外交関係者の間では『内閣改造を念頭に置いている』という分析が出ている。安倍晋三首相は政府改造と自民党役員人事を9月中旬に断行する予定だ。菅義偉官房長官と麻生太郎財務相の留任が有力視される状況で、外相の人選が注目されている。自身の留任がかかる人事を控え、河野外相が安倍首相や日本国民の最近の反韓感情に合わせて強硬発言をした可能性があるということだ」

   そのうえで、中央日報はこう皮肉っている。

「河野外相についてはこういう評価がある。『いくら強硬論者のように行動しても彼は河野談話を発表した河野洋平元官房長官の息子』『康京和(カン・ギョンファ)外交長官と対立する姿が見られるが、カメラさえ消えれば表情が明るくなるという。それだけ親しい』『基本的に韓国に愛情を持っている』。こうしたイメージを払拭させるために、脈絡にも合わない発言を突然投じた可能性があるということだ」
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