【株と為替 今週のねらい目】米国、対中制裁関税第4弾を開始 神経質な展開にピリピリ(9月2日~6日)

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東京外国為替市場 上値は重そう

ドル・円予想レンジ:1ドル=105円00銭~107円00銭

   2019年8月30日(金)終値 1ドル=106円29銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルの上値が重い展開が予想される。

   前週のドル円相場は、一時1ドル=104円台半ばまで急速なドル安・円高が進んだものの、その後は米中貿易摩擦の悪化懸念の後退を受けて1ドル=106円台まで戻した。

   今週のドル円相場は、米中貿易摩擦の悪化懸念の後退を受けてリスク回避のドル売り・円買いが弱まっているものの、上値の重い展開が予想される。9月1日から米国の中国に対する追加関税第4弾が開始されるため、引き続き、米中関係は不安定な状況が続くうえ、米国の追加緩和に対する観測が強く、リスク回避のドル売りが出やすい状況だ。

   特に、6日発表の米国の8月雇用統計に対する関心は強く、注目材料だ。

   経済指標は、国内では2日に4~6月期法人企業統計、8月の新車販売台数、3日に8月のマネタリーベース、6日に7月の家計調査と毎月勤労統計調査、景気動向指数などが予定されている。

   米国では、3日に8月のISM製造業景況指数、4日に7月の貿易収支とベージュブック(米国地区連銀経済報告)、5日に8月のADP雇用統計、6日には8月の雇用統計などの発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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