短期で「買い」が狙えそうなら(慶応義塾大)
8月23日(金)
ここ2週間はアルバイトやらなにやらで、あまりチャートを見ることができなかったが、米中貿易戦争などの市場価格を左右する大きなファンダメンタルな要素にはなるべく気を配ってきたつもりだ。
来週から本格的にチャンスをうかがいつつ参戦していきたいので、これまでの相場の流れを見直しながら、今後のトレードの方向性を決めておきたい。
ドル円相場は8月1日~5日までの1ドル109円台から1ドル105円台までの下落から、ボラティリティがとても増えたように感じる。ただ、全体的な方向性としてはいまだに下落トレンドが継続中であると考えている。
なぜなら一たんは1ドル=106.970円まで上げたが、106.800円付近の抵抗帯を上に突破しない限り、下落相場における一たんの調整が入っているにすぎないとみている。
そして、米中貿易戦争では米国側(トランプ大統領)は来年の選挙を見据えて、中国側に脅しをかけつつも貿易問題を解決したいという思惑が見えるが、中国側は頑なに米国の圧力には屈しないという姿勢を見せている。現状の緊張状態を、トランプ米大統領は口先で緩和しているだけで、この状況を根本的に改善できる兆しが見えていないのも下落トレンド(リスクオフ相場)とみる要因の一つである。
こういった要素を押さえて、来週からは短期でも「買い」が狙えそうなら、市場に積極的に入っていきたい。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
8月23日現在 9110円