【日韓経済戦争】GSOMIA破棄はトンデモない英語翻訳ミスから? 大迷惑、韓国経済界が悲鳴

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   2019年8月28日、日本政府は韓国を輸出優遇国(ホワイト国)から正式に除外して、日韓関係は決定的な泥沼に突入した。

   日本の企業の打撃も少なくないが、韓国経済のダメージはさらに大きい。その断末魔のような悲鳴を韓国紙から読み解くと――。

  • 「必勝コレア」と書いたカードを手にNK農協職員と記念撮影をする文在寅大統領(聯合ニュース8月26日付より)
    「必勝コレア」と書いたカードを手にNK農協職員と記念撮影をする文在寅大統領(聯合ニュース8月26日付より)
  • 「必勝コレア」と書いたカードを手にNK農協職員と記念撮影をする文在寅大統領(聯合ニュース8月26日付より)

「understand」を「全面的な理解」と誤訳した!?

   日韓関係を対話不能状態に突き落としたばかりか、米国との同盟関係まで悪化させた文在寅(ムン・ジェイン)政権のまさかの日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA・ジーソミア)破棄だが、背景にはトンデモない翻訳ミスがあったらしい。

   韓国経済(2019年8月27日付)「韓国外交部長官、GSOMIA関連韓米間異見、『アンダースタンド』の解釈誤解から始まった」がこう伝えている。

「康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(外相)が、GSOMIA終了に関連して発生した韓米間意見の違いを英単語の解釈誤解から始まったと釈明した」

   韓国大統領府は当初、GSOMIA破棄については「事前に米国の理解が得られた」と説明していた。ところが、ポンペオ米国務長官から「(理解は)事実ではない。日米韓同盟を壊しかねない」と抗議を受けたばかりか、G7(先進7か国会議)の席上でも、トランプ大統領から「文大統領は信用できない」と罵倒されるありさま。このすれ違いはどこから発生したのか。ユン・サンヒョン国会外交統一委員長(野党の自由韓国党議員)が8月26日、康外相に直接会って質したところ、康外相はこう答えたというのだ。

「康長官は、米国がGSOMIAの破棄決定を『理解した(understand、アンダースタンド)』という表現に関連して誤解があったと言った。ユン委員長は、アンダースタンドの意味を韓国語に直訳すれば『理解する』だが、われわれが考える『理解する』と、米国の『アンダースタンド』は大きな乖離(かいり)がある。『韓国の立場をすべて理解する』という意味で大統領府は話したが、(康長官から)『それは違う。アンダースタンドの意味が分からなかったようだ』という話も出てきたと明らかにした」

   英語の「I understand」は「わかった」「理解する」などという意味だが、単なる相づちの場合にも使われる。それを「すべて承知した」という提案の了承の意味に誤解したというのだ。

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