今後は次の決算に注目!
わずかに利益率が低くなっているUUUMではあるが、利益率の高いアドセンス収益に大きく関係があるのが、動画の再生回数だ=下図参照。
この図をみると、2019年2Q~4Q(18年9月~19年5月期)の再生回数はあまり伸びておらず、頭打ち感がある。
ところが例年の傾向をみると、Q1(2018年6~8月期)は毎回、全四半期から大きく伸びていることが多いのだ。これはUUUMの1Qは6月、7月、8月で夏休みがあるため、ユーチューバーの主たる視聴者層である学生が、ふだんよりも多く動画を見るためだと予想できる。
このように、直近では再生回数に頭打ち感があるものの、2019年Q1(18年6~8月期)では毎回いい結果が出ているので、次の決算には期待したいと思う。
逆にQ1での再生回数の伸びが低かった場合には、注意が必要かもしれない。
このようにUUUMは、次の決算までは今の株価水準での売買判断は難しいと考えた。ただ、成長性が見込める企業であることに変わりないため、市場全体の下落などによって、株価が大きく下落した場合、たとえば1株あたり4400円ぐらいになったら、前向きに「買い」を検討したい。
【株式取引ルール】
・月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
・投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
・1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
國學院大學 KISHU
経済学部3年。大学の投資サークルKISHU代表。投資は、FX投資歴が約3年。株式投資歴は1年半ほど。株式は長期投資がメイン。「同世代、次世代の後輩たちに投資を広め、少子化で厳しくなる世代だからこそ投資の素晴らしさを伝えたい。投資が身近な存在である社会にしたい!」と思っている。「温かい目で見守っていただけると幸いです」Twitter:@KISHU_KGU