今、世間では、
「韓国旅行は危険!」
「行かないほうが身のためだ!」
などと騒がれています。
外務省からも、韓国への「渡航注意」が呼びかけられたため、韓国旅行をキャンセルした人も多くいると聞きました 。
気になる日韓情勢ですが、現地・韓国はどうなっているのか――。毎月渡韓している旅行ライターのいけだが、リサーチしてきました。
「日本人というだけで、門前払いされるかも」と恐る恐る......
行先はソウルの中心街「明洞(ミョンドン)」。日本のテレビでは、
「日本製や日本の商品は売らない!」
というお店があると聞いていましたが、実際にいつも買い物をするショップに行ってみたら、「いつもとなんら変わらない~!」といった感じです。
「日本人というだけで、門前払いされるかも」と、一瞬思いましたが、逆に私のことを覚 えていてくれて「おお! また来てくれたのね!」と歓迎してくれました。
そこで、私は「韓国と日本の情勢がよくないけど。」と聞いてみたら、
「そんなことないよ! 確かに政治関係の人はそうかもしれないけど。でも、私たち一般市民は、少なくともここら辺の人達はあまり気にしてないよ。」
と、笑って応えてくれました。
飲食店に行ってみると、私をひと目で「日本人」とわかったらしく、「いらっしゃいませ~。」と、日本語のメニューで 「神対応」してくれました。食べきれないほどの量の料理を「包んであげようか? ホテルでお腹空くでしょ?」と声をかけてくれたり、お会計のときに小銭であふれた財布を見て「小銭とお札変えてあげるよ。持ち歩くの大変でしょ。」といってちゃんと目の前で数えて変えてくれました。
お世辞かもしれませんが、「上(政治)は荒れていても、私たちは仲よくしましょうね!」という言葉もいただきました。
スーパーやコンビニエンスストア、コスメショップなどを巡っても、ふだんとなにも変わっていない様子でした。逆に、少々覚悟して訪ねたので、「いつもの韓国でよかった~。」と、かえってホッコリした気持ちになりました。