米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げや米中貿易摩擦の激化を受けて、世界同時株安と円高が進行。マーケットが混乱し、リスクオフムードが広がるなか、ビットコイン(BTC)には、他の市場からの逃避資金が流入して、この1週間で10%を超える大幅な上昇となった。金人気と同様に、BTCにも資金が集まり、価格は一時1BTC=130万円を回復した。一方、リップル(XRP)などのアルトコインは相変わらず、冴えない。
期末試験を終え、夏休みに突入している学生トレーダーだが、BTCとXRPを保有する早稲田大学のTKHは就職活動で多忙ななか、事態を見つめる。慶応義塾大学の馬医金満もBTCの上昇とXRPの下落でトントン。國學院大学の億トレーダーは、XRPの下落に気が気でない。明治大学のホフマンは、多忙のため取引を見送った。
仮想通貨市場は堅調、清々しい!(早稲田大)
8月9日(金)
夏休みに入り就職活動のサマーインターンも本格化してきて、忙しい日々を送ってしまっているものの、今週の仮想通貨市場が堅調ということもあり、清々しい毎日を送れている。
週初めは1ビットコイン(BTC)=110万円ほどのレベルにあったが、7日間かけてジリ上げし8月7日には1BTC=130万円にもせまるような伸び幅を記録した。
ただ今週の動きで注視すべきは、その他アルトコインの動きだろう。前回記述したように、ここ数週間アルトコイン市場の資金流出トレンドが顕著に表れているように思える。
このようなビットコインと対照的な推移をするアルトコインが、これからどのように状況を打破し、それぞれの優位性を通貨およびトークン保有者に訴えかけていくのか、非常に楽しみである。
現在、総資産については1万3000円と、リップル(XRP)の下落幅をビットコインの上昇分で相殺して上回っている状態だ。
アルトコインは全体的に下落基調にあり、不安といえば不安だが、BTCが過去あらゆる期間の推移と比べてもかなりの高水準にあることから、今後の可能性を期待せざるを得ない。
冷静に考えて現在の価格水準は2017年度末バブルが一たん弾けた後の価格レベルであり、かなり高い。加えて、世間の過熱度も低く、これからの上昇性は十分見込めると考える。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 プラス932円
8月9日現在 1万3000円
今週は多忙のため、取引を見送りました(明治大)
保有する通貨 BTC
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
8月9日現在 2万3130円