インプットは「質」を追求すべきだ
ビジネスパーソンを中心に、アウトプットの重要性が浸透しつつあります。しかし、それは有益なインプットがあって初めて実現できるものです。インプットとアウトプットは表裏一体の関係にあり、インプットが脆弱ではアウトプットの「質」は期待できません。
私たちは、日々大量の情報に接しています。しかし、情報の取捨選択が苦手な人のなかには、
「得た情報を活用できていない」
「読んだ本の内容が思い出せない」
「仕事や実生活に変化が起こらない」
と悩んでいる人が少なくありません。
日本一アウトプットする精神科医は、短い時間で何をどのように学ぶのか。本書では、多くの読者から寄せられたこの問いに対し、読書法・学習法・記憶術・会話術・情報収集など、脳科学に裏付けられた多くのインプット術が紹介されています。(尾藤克之)