「若輩者で場の空気もわきまえずに妊娠して、ごめんなさい」
この投稿について、「妊娠の順番ルールがあるなんて、明らかにマタハラ。会社が悪い」とする意見が約6割だった。
「なんという間違った会社。子どもは天からの贈りもの。自然のことだから計画的に行くかどうかは分かりません。妊娠の順番なんかまったく気にせず、権利を主張してください」
「だいたい会社がおかしいですよ。後輩の女性に妊娠されたくないなら、断然男性を雇うのが正解。年配のおばさまでもいいし、やりようはあったと思うんです」
「じつは私も、2年目で妊娠しました。ええ、計画的で、狙っていましたよ。でも、周りには想定外だといいました。たっぷり育休もらい、復職し、また第2子を無事妊娠し、お休みもらいました。でもね、そんな風に計画しないと、適齢期の女性は正社員で籍を残しながら子を持てないの。あなたは賢いと思います。堂々としていましょう」
投稿者にエールを送りつつも、こうアドバイスする人も。
「まず、覚悟を決め、自身の身の振り方(辞める辞めない)を決めてから、先輩におわびを伝えてほしい。これ、言い方重要ですよ。特に枕詞(まくらことば)大事ですよ。以下、言い方の例です。『若輩者で場の空気もわきまえずに妊娠してしまい、大変心苦しく思っています』」
「権利を盾に会社を食い物にするのは人としてど~よ」
一方で、「職場の人間関係を考えないし、権利ばかり主張する投稿者も身勝手だ」とする意見も4割近くあった。
「入ってすぐ産休だの育休だの、会社に貢献していないから、まず資格を満たしていないと思いますよ。妊娠の順番が違ったのは仕方ないまでも、産休に入って手当だけもらっておきながら、仕事をしないで退職するとは。法律上問題がないとはいえ、人としていかがなものかと思います」
「あなたみたいな人、私の会社にもいました。入社して2か月で結婚、新婚旅行の休暇をとったと思ったら、半年で妊娠して産休育休。1年後出てきたと思ったら、『じつは妊娠中です、テヘヘ』。で、また2か月働いたら産休に入って、そのまま辞めた。権利を盾に会社を食い物にした伝説の新人でした」
ごく少数だが、「妊娠順番制」について「理解」を示す意見もあった。
「会社への貢献度の違いがあるので、まあ順番無視というのもあながち間違いではありません。先輩が抜けられるようにという配慮で雇ったのに、思わぬ状況になって会社も困惑。あなたが、こんなにすぐ結婚・妊娠するなら最初から別の人を採用したでしょうが、会社も面接の際に結婚・妊娠について聞くと、ハラスメントだと騒ぎ出す人もいるので悩ましいところですね」