ビットコイン(BTC)は、一時108万円を割り込んだ。米中貿易交渉の再開や世界的な金融緩和観測の高まりなどで、株式市場に資金が回帰したための下落とみられる。しかし底値は固く、米国の長期金利の低下によって為替がドル安に動くと反発した。この2週間で、相場がおよそ50万円のレンジで大きく乱高下した。
ただ、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などのアルトコインは、前週の7月5日から3~7%前後の下落となった。おのずと「価格」に注目が集まるが、ビットフライヤーの新規口座開設受付再開など、仮想通貨市場にプラスのニュースが増えてきている。
リップルを保有する早稲田大学のTKHは、イマイチ勢いに乗れないものの、値下げの場面では買い増しを検討。前週、首位に立った明治大学のホフマンは多忙のため、今週は取引を控えた。一方、逆転を許した慶応義塾大学の馬医金満は、トップ奪回に意欲を燃やす。國學院大学の億トレーダーは、下落が続くリップル相場を眺め、「売っておけば......」と後悔。再び1万円を割り込んだ。
勢いに乗り切れないリップルにじれる(早稲田大)
7月5日(金)
きょうは今週1週間のビットコイン(BTC)と他主要アルトコインの動向を確認しながら、今後の展開について考えていきたい。
まずは大方の予想どおり、一たん反発調整に入りビットバンクのサイト上では7月2日に最安値1BTC=105万円台をマークしている。その後24時間でプラス20%の上昇を経て一時1BTC=130万円まで回復した。
ここから見るに、海外取引所においても同じような水準で反発しており、この短期レベルで見た今回の急騰相場では、1BTC=1万ドル及び100万円強のわかりやすい水準が投資家の意識にこびりついていると考えていいかもしれない。
現在価格は125万円台付近を行き来しているが、この水準で安定するとは到底思えない。むしろ調整相場の第二波が来るシナリオを予想しており、次は1BTC=100万円のベンチマークを容易に下回る強い下げを予想するが、やがて1BTC=100万円ほどに収束していくのではないかと考えている。
他の通貨、特に自分の保有しているリップル(XRP)に焦点を当ててみると、イマイチというより、まったく上昇相場に乗り切れていないようだが、今後の短期レベルで来るBTCの下げ相場に引きつられて、もしXRPが下がった場合には買い増しを検討したい。
目下のところXRPも世間への浸透化が進んでおり、起爆剤さえ出れば大きな値上げ幅が取れると期待するからだ。
保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 マイナス637円
7月5日現在 1万3500円
多忙のため、取引は控えました(明治大)
保有する通貨 BTC
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月5日現在 2万9598円