「修学旅行」もヤリ玉、とんでも「反日教育」
一方、「反日運動」が広がっているのも事実だ。ハンギョレ(5日)の「手数料払ってまで日本旅行を取り消し...日本不買運動拡散」は、こう報道している。
「ネットユーザーたちは、SNSに『ボイコット ジャパン、行きません。買いません』という文が書かれたイメージとともに、日本製品不買目録を作り共有して、日本旅行をキャンセルした証明写真をアップしている。自動車・電子・衣類・化粧品など業種別に製品を分けて不買目録を作った」
「ユニクロ・無印良品・ABCマートなどの衣類ブランドと、セブンイレブン・ファミリーマートなどコンビニ、アサヒ・キリン・ポカリスエットなどの食品をはじめ、ラッシュ・アンド・キャッシュ、サンワマネーなどの金融機関も含まれた。『#歴史を忘れた民族には未来がない』というハッシュ・タグを付けるネットユーザーもいる」
「日本旅行の取り消し証明写真もアップされている。あるネットユーザーは『大阪旅行を控えていたが、悩んだ末に航空券を取り消した。手数料が1人当り10万5000ウォン(約1万円)ずつかかったが、1か月コーヒーを飲まなければ済む』と書いた」
こうした反日運動の高まりの中で、朝鮮日報(9日)は教育界にまで広がった動きを「時代錯誤で行き過ぎだ」としてこう紹介している。
「韓国・京畿道教育庁が最近、道内の小・中・高校およそ2300校の児童・生徒および教師を対象に『学校生活の中の日帝(日本帝国)残滓(ざんし)発掘調査』を行い、『修学旅行』といった日常用語を清算対象の『日帝残滓』に挙げたという。修学旅行は日本統治時代、朝鮮の生徒に日本を見学させた行事から始まったとして、修学旅行という言葉まで『親日』と決め付けたのだ。(教育庁トップの)李在禎(イ・ジェジョン)京畿道教育監は、東西南北が入っている学校名も『日帝残滓』とする立場だという。荒唐無稽な話だ」