ドル円相場は、1ドル=106円台後半~108円台前半で推移した。米国金利の低下や米国とイランとの対立などを受けて、一時は1ドル=106.78円まで下落。しかし、2019年6月28日、29日のG20大阪サミットを控え、そのまま崩れるような展開にはならなかった。その後、反発して107円台で推移。27日には、米中貿易戦争について一部報道が「暫定的な停戦で合意」と報じたことから、1ドル=108円台に乗せた。
明治大学が2万円に到達。毎週500円を目標に國學院大学を猛追する。一橋大学はドル高進行の波に乗り、チャンスを逃さず、サッと買い、パッと売ってプラスを確保。勢いが止まった國學院大学は「分析が甘すぎた」と悔やむ。早稲田大学はG20大阪サミット後をにらみ、今週は様子見。試験中の慶応義塾大学はお休み。
動きはG20 明けから(早稲田大)
6月28日(金)
就職活動で忙殺されており、なかなか相場を振り返る時間がとれなかったが、この1か月間にもさまざまなイベントがあり、ドル円相場はかなり動いたようでビックリしている。
ドル円相場はいまや1ドル=108円台を割り込み、現在は1ドル=107円70銭ほどで推移している。近ごろのニュースを見る限り、トランプ米大統領の各国に対する強気な発言が多くみられるため、こうしてドル安が急速に進行することは妥当であると感じている。
今週の見どころは、なんといっても、きょうから大阪で開催されるG20だろうが、各国首脳の声明発表などは明日以降になると思われるため、週明けの相場にかなり影響を与えそうだ。
特に29日昼ごろから開かれる予定の米中首脳による貿易交渉は、為替相場のみならず経済界全体か注視する重要イベントであるはずだ。現時点ではトランプ米大統領が中国に対して貿易交渉がまとまらなかった場合には、中国製品に対して数千億円規模の関税をかける方針としており、関係諸国の経済はますます混迷を極めそう。
さまざまなメディアを見る限り、中国ではもうすでに経済鈍化の兆候が顕在化しはじめている。ある程度の譲歩的な姿勢を見せると予想されるが、それが米国にとって満足のいくものであるかが争点となると考えている。
取引はなく、総資産は変わらずだ。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
6月28日現在 8282円
最初は怖くて様子見ばかりだったらけど......(明治大)
あと少しで2万円に到達する。今週はG20大阪サミットもあるので、来週まではポジションを持ち越さないように取引したい。
6月24日(月)
米連邦公開市場委員会(FOMC)によってドル安が進行。前週に1ドル=107円を割ったので、一たんは戻しがきて、その戻した後の方向性を見て取引をする。
6月27日(木)
米中首脳会談での関係を見越してなのか、ドル円相場は上昇している。また、1ドル=106.7円でレジスタンスライン(上値抵抗線=相場がその水準よりも上昇しないのと思われる水準)が引けたようなので、すぐに損切りラインを1ドル=107円に設定し、1ドル=107.6円で買いポジションを持った。
1ドル=108円になる前の1ドル=107.84円で利益を確定した。G20をもあるので、今週の取引はここまでにしておく。とりあえず、これで240円のプラス。当初の1万円の2倍、2万円に達した。
最初は怖くて様子見ばかりしていたが、ついにここまで来たかという感じだ。とは言っても来週、マイナスで1万円台に戻ると笑い者なので頑張りたい。
次は7月5日に雇用統計があるので、来週はそこに注意した取引しなければ。また、今月末のFOMCがあるが、織り込み済みと思われる。そのため、次回のFOMCはあまり動かないと思うので、前回のように大きくプラスは出しにくい。残り1万円弱の差だが、毎週500円を目標に國學院大学に迫っていきたい。
前週からの損益 プラス240円
6月28日現在 2万79円
トランプ米大統領は「行動には移さない」(一橋大)
6月24日(月)
今週はやはり週末のG20大阪サミットに注目が集まる。米中貿易協議をめぐって、一定の合意がなされるかどうかが気になるところではあるが、以前のメキシコの事例と同様に、最終的には終結すると見込んでいる。
トランプ米大統領は大統領選に向けたアピールで動く部分がかなり多く、実際に行動に移すことは少ないからだ。となると、今週は買いから入ってみてもいいかも。
6月25日(火)
きょうは一時1ドル=106円台まで下落。イランと米国の緊張が要因の一部とみられるが......。せっかくのG20前なのだから、あまり不穏な動きはしないでほしいところ。
6月27日(木)
G20を間近に控え、ドル高方向へ進行中。この波に乗るしかないということで、1ドル=107.751円でエントリー。その直後、108.049円でパッと売却した。
もう少し持ってもよかったかもしれないが、ここ2日間くらいのドル高に米中の関係改善といった好材料が織り込まれてしまったのではないかという考えが頭をよぎったため、サッと利益を確定した。
前週からの損益 プラス298円
6月28日現在 1万5547円
悔しいマイナス「分析が甘すぎた」(國學院大)
今週のドル円相場は1ドル=107円前半で始まり、27日(木)に108円台に突入するも、翌28日(金)は107円台後半となった。
取引したのは木曜日。その取引理由は、FX口座のロイヤリティポイントが消失しないようにするため。なので、あまり分析せずに価格が上昇したから、そろそろひと段落するのではと考え取引した。1ドル=108.09円で売り注文を出し、ストップロスを108.150円に仕掛けて、テイクプロフィット(利益を確定させる売買のこと)を108円ちょうどに仕掛けた。
結果は、分析が甘すぎた(泣く)。ストップロスにかかり、損切りとなった。
ちなみに、この日の高値は108.153円だったので、ストップロスが108.160円だったら逆にその後下落したので108円で利益を確定できた。それを考えると、とても悔しい取引だった。
この日の円売り要因としては、米中首脳階段を控えて、多くの投資家が慎重になったことで、円売りドル買いが減少したことが考えられる。
今週は多忙だったため、しっかりと分析することができず、損してしまったが、来週からは多少分析する時間が増えると思うので、取引回数を増やしていきたい。
期待して欲しい!
前週からの損益 マイナス60円
6月28日現在 3万1230円
試験中につき、取引は見合せました(慶応義塾大学)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
6月28日現在 9110円