日本は古事記で解説できる。これぞまさにエキゾチックジャパン!(気になるビジネス本)

神社の「種類」と「見方」について

   さて、全国には8万社以上の神社が存在します。そこの神社の神様は大きく分類できます。総本社があって、その神様を分霊した神社が全国に広まっています。総本社が「本店」で、その他の神社は「支店」と考えればわかりやすいでしょう。ここで、いくつか代表的な神社をあげてみます。皆さんはご存知ですか?

■アマテラス(太陽の神様)
総本社:伊勢神宮(三重県) → 分社:神命神社、天祖神社、東京大神宮 など。

■15代応神天皇(武家の守護神)
総本社:宇佐神宮(大分県) → 分社:石清水八幡宮(京都)、鶴ヶ丘八幡宮(神奈川)、八幡神社、八幡宮 など。

■スサノオ(嵐の神様・海原の神様)
総本社:氷川神社(埼玉県) → 分社:氷川神社、八坂神社(京都)

   全国にある神社のご祭神の9割くらいは古事記に登場した神様です。古事記を知ると「この神様に会いたい」「この神様が祀られている神社はどこかな?」という目線がプラスされます。

   このような基準で神社めぐりするのも楽しいかもしれません。

   世の中には立ち読みや図書館で読めば十分な本があります。この本は、良いことも悪いことも自分が気づいたことを周りの人たちに伝えていくために存在します。「えっ、こんなに日本ってスゴイ国だったんだ」と、目からウロコかも。まんがとイラストで、「誇らしい日本の歴史」が学べます。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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